山恋うる日々のつぶやき 2002年3月のつぶやき

このコーナーはテッちゃんが日々想う山に関する日記を綴ります。
日記という以上、毎日書くつもりですが抜ける日もあるかもしれません。ご容赦下さい。
皆さんの割り込みメッセージも歓迎します。


2002年3月28日 木曜日 午後 7:37:19

近頃忘れ物が多い。
家を出る際、毎日何かを忘れてくる。
最初は財布。昼飯を食べようと食堂の前で内ポケットに手を入れると財布がないのに気が付いた。
次の日は時計。
腕を見ると時計がない。どこかへ置きっぱなしにしたのかと周囲を探してもあるわけがない。
家に忘れてきたのだ。
その次の日は小銭入れ。
数日そんな調子が続いて「こりゃボケの始まりかな?」と思ったりもした。
服を着ないで家を出るような状態にはなっていないのでまだいいか、と無理に納得している。
それ以前に人の名前を思い出せなくなっている。
テレビに出ているタレントの名前などがパッと出てこない。
数日後、トイレに座って水を流したときに突然「あ! あのタレントは○○だ!」などと思い出したりする。
こんなことは日常茶飯事で気にしないことにしている。
ある日、若い女性とすれ違った。
先方が挨拶するのでこちらもちょっと頭を下げた。
「ええーと、どなたでしたっけ?」
「なにいってんのよ! 私はあなたの娘よ!」
…こんなことにならなければいいのだが。


2002年3月26日 火曜日 午後 6:36:24

今、年度末の終盤に入っている。
昨夜も業界の「情報流通委員会」がありこの日がこのメンバーの最後の会合となった。
そのメンバーの中に去年旅行で隣り合わせになったBさんがいた。
彼はタバコをやめたと言っていたはずで、私に禁煙を勧めていた人だ。
「禁煙セラピー」という本を紹介してくれて私もネットで購入したのだった。
その本は私が勝手に「有害図書」に認定をしたので読まれずに本棚に収まったままになっている。
その彼が美味しそうにタバコをくゆらせているではないか!
(てっきり禁煙したと思っていたのに…)と思いながら彼を見ると私に気づいたのかタバコを目の高さに差し上げてニヤリと笑った。
会合が終わって彼が寄ってきた。
「な〜んだ、禁煙したんじゃなかったんだ」
「いや、それでも3ヶ月やめたよ」という。
「タバコはいつでもやめられるからいつ吸ってもいいんだ」と訳の分からないことを言った。
その夜は他のメンバーと4人で居酒屋へ繰り出し、遅くまで飲んでしまった。
Bさんはいつまでも美味そうにタバコを離さなかった。

この時期、様々な団体や企業が総会とやらを開いて今年度の総括と来年度の指針を決める。
その中に役員の改選もあり、4月に入ると新しい人事がスタートする。
巷に初々しいサラリーマンやOLの姿が見られるようになるのもこの季節だ。
ああ、春だなぁ、と感じる一コマでもある。
だからと言うわけではないが私もプロバイダーの整理をはじめた(年度末に関係ないか…)。
要らなくなったプロバイダーを思い切って解約した。
NIFTY、αネット、ドリームネットなど次々と解約のメールを送った。
中には1ヶ月経たないと解約が成立せず、会費が戻らないところもあった。
しかし、かまわず解約。
HPもレンタルサーバーを借りたのでサーバーは十分間に合う。
接続業者を二つ残せばいいだけなのだ。
こうして、さっぱりと贅肉を落として新緑の4月を迎えるのだ。


2002年3月21日 木曜日 午後 9:44:02

19、20日と連休をした。
暫く山を歩いていなかったので19日に丹沢の政次郎尾根を往復した。
愛車を乗り換えてから初めてのパジェロioで林道を走った。
往路はそのまま走ってみて様子を見て復路は試しに四駆を入れてみた。
なかなか調子がいい。
やはり林道走行は四駆が威力を発揮するようだ。
表尾根の書策小屋のベンチで昼食をとったが書策小屋には入らなかった。
小屋のガラス窓から書策さんが動いている様子が映っていた。
「ああ、元気なんだなぁ」と安心をした。

次の日、待望のさかいやのバーゲン「めっけもん市」だ。
帰りは荷物が多くなるだろうと踏んで車で出かけた。
それが間違いだったのだ。
連休前の20日、都内は大渋滞になっていた。
電車ならほんの1時間で着くところが2時間もかかってしまった。
開店は11時、近所の駐車場に車を突っ込んだのが11時ちょうど。
バーゲン会場へ駆け足、駆け足。
すでに入り口には数十人の列が出来ていた。会場は早くも超満員。
買ったものといえば60円とか480円とかしょうもない小物ばかり。
何も車で行くほどのことはなかったのだ。
それにしても「めっけもん市」は年を追うごとに盛況になっている気がする。

その後、「風のページ」主催者の風さんの事務所にお邪魔する。
風さんはじめ愛猫ジオとブレーンが出迎えてくれた。
風さんに樋口一葉の碑をはじめ、今はビルの陰に隠れた文京の古きよき佇まいを案内して頂いた。
その足で神保町へ出てやはり風さんが若き日に通ったというこれまた昔懐かしい感じのする喫茶店「エリカ」でお茶を飲む。
こじつけかも知れないが、なんだかんだと山に関係した行動の二日間ではあった。


2002年3月17日 日曜日 午後 6:20:08

恐る恐る入ってきた営業マンは「月曜日と言ったんですが気になって…」
私は営業の顔を見るとまたまた怒りがこみ上げてきた。
昨日と同じことを繰り返し追求した。
「もとに戻せ!」
「それはできないんです。会社が違うもので…」
「じゃ、俺がNTTへ行って切り替えてやる! このことは問題にするぞ!」
「すみません」と言って菓子折を差し出した。
「こんなのも要らない! 持って帰れ!」
「これは私の気持ちです…」
よけいな仕事が増えてしまった。
明日にでもNTT東日本へ行って切り替えの手続きをしなくてはならない。

通信が自由化になって通信費が安くなるのはいいが一方でこういった強引な営業が後を絶たない。
昨日の業界の会合で隣り合った人とその話題になった。
その人のところにはインカムを頭にかけてさも電話局の人間のように装い、
「これに印鑑を」と書類を出したそうだ。
書類を見ると「○○電話会社・マイライン申込書」だったそうだ。
お年寄りの世帯など何も分からず被害に遭っている世帯も多いのではないだろうか。
通信事業者もマイラインが欲しいならちゃんとメリットを説明し、納得の上で契約に持ち込まなければいけない。
自分たちが押し進めた通信の自由化が自分の首を絞めることのないように願いたいものだ。


2002年3月16日 土曜日 午後 5:42:07

今月6日に突然ネットに繋がらなくなったことを書いた。
その根本的原因が分かった。
マイラインだったのだ。
それは「マイラインのお知らせ」ハガキが届いてはじめて判明したことだった。
最近マイラインに入った記憶がない。
それがKDDIに市内をはじめ国際電話まで加入したことになっている。
ハッと気が付いた。
あの時の営業だ。
「通話料金が40%安くなります。これからはNTTの使用料も私どもからの一括請求になります」と言ってきたのだ。
この会社は職場の電話機などをリースしているところだし何の疑いもなくサインしてしまったのだ。
営業の際、マイラインに加入することの説明は一切なかった。
さすがに温厚さ(?)を自認する私も怒り心頭に達した。
彼の名刺を探し出し、夜遅かったが携帯に電話をした。
彼が電話に出るやいなや怒鳴りつけた。
「おかげで二日間も大騒ぎしてしまったぞ! ルーターの故障かと思い危うく買い換えるところだった」
「マイライン1回線に800円これが2回線分、1600円かかることさえ説明しなかったろう!」
「大切なお客からのメールも読めなくなったじゃないか!」
「おまえの会社はそう言う営業をさせているのか! 二度と付き合わないからな!」
「即刻元の状態に戻せ!」
自分の言葉に自分が興奮してきた。
「す、すみません」
「すみませんですむか!」
「元の状態に戻せ!」
「それはできないんです」
「なぜできない! じゃ、俺がNTTへ行って手続きしてこようか?」
「とにかく月曜日に御社にお伺いします。その時にご説明を…」
「説明なんかしなくっていい! 月曜日に待ってるぞ!」

月曜日を待たずに今日午前中、営業がやってきたのだ。


2002年3月14日 木曜日 午後 10:19:08

今朝の症状は凄まじかった。
もう鼻水が止まらない。クシャミの連発。
鼻をそっくり取り外し、ぬるま湯で洗い、陰干しをしたくなるほどだった。
それも午前中で収まったが鼻づまりは相変わらず。
「風邪でも引いたんですか?」と聞かれるほど鼻声なのだ。
確かに風邪を引いているのだから当然といえば当然なのだが。

さかいやスポーツのバーゲン招待状が届いた。
毎年、ここのバーゲンを楽しみにしている。
今年は来週の半ばが初日のようだ。
これは一大事なので、とても仕事なんかしていられない。
臨時休業して行って来ようかしら。
去年も初日に行ったがその時に買った山用具が使われずにそのまま押入に押し込んである。
多分、今年もそうなるのだろう。
でも、あのバーゲン会場の雰囲気がとてもいいのだ。
来週が楽しみではある。


2002年3月13日 水曜日 午後 5:48:44

どうやら本格的に風邪と花粉症が合体してしまったらしい。
昨日は青梅の「澤乃井」で「新しぼり」と「花見新酒」を買ってきた。
そのついでに梅郷の梅園を見学。
大きな梅園で平日なのにかなりな人が満開の梅見を楽しんでいた。
有料駐車場に車を停めて料金を払おうとしたら「時間が遅いので要りません。どうぞ梅を見てきてください」とタダで停めさせてもらった。
梅園の受付で一人200円を払おうとしたら「5時までなので料金は要りません」
酒代1本分が浮いてしまった。
夕暮れの薄墨色の空をバックに赤、白、ピンクと咲き乱れる梅林は見事であった。
しばし散策。
梅は美しかったが体調がどうもよろしくない。
鼻水タラタラ…、クシャミ連発、身体の節々が痛い。
何となく熱っぽさも感じられる。
夜になったら完璧に鼻が詰まってしまった。
酸素不足の金魚みたいに、お口パクパク。
さすがに耐えられなくなって女医さんの元へ駆けつけた。
「花粉症って熱が出ます?」
今朝、6度8分あったのだ。
「熱は出ませんね、風邪を併発したんでしょう」との診断。
風邪と花粉症を併発するとクシャミ、鼻水、鼻づまりがさらにひどくなるのだそうだ。
風邪薬と鼻に噴射する噴霧器のようなものを処方してくれた。
しかし、即効性があるわけでなく今日もティッシュペーパーを一箱使い果たしてしまった。
あ〜あ、かったるいなぁ。


2002年3月12日 火曜日 午前 10:18:04

マスクをして歩いていると必ず聞かれる言葉がある。
昨日も二人から同じ声をかけられた。
はんこ屋の若旦那は、
「花粉症ですか?」自分もマスクをしている。
「そう、正式デビューしました」
「それはそれは、よかったですね。これで仲間が一人増えましたね」だとさ。
近所の若奥さんは、
「あら、花粉症?」
もちろん相手もマスク姿だ。
「今年、正式デビューしちゃった」
「あら、よかったわねぇ、おめでとう! 花粉症って歳を取った人はならないんだって。若い証拠ね」
「へぇ、そうなの? せめてもの慰めだね」と、私。

この2,3日どうも頭が重く何事にも集中しない。
風邪なのか花粉症の悪化なのか分からないが何となく気分がすぐれない。
そんなわけで今日も山は行かずじまい。
スカッとした気分で晴天の中、気持ちのいい山歩きをしたいものだ。


2002年3月9日 土曜日 午後 8:28:53

昨夜は「山用具フリーマーケット」で落札した「ブツ」の交換会(?)が行われた。
私の職場になおきさん、ぎいちさん一家、私、それにブツには関係ないがちびゆきえさんが集まった。
まずは滞りなくブツの引き渡しが行われた。
そこでなおきさんが仕入れてきてくれた酒蔵「澤乃井」の平成14年吟醸第一号「新しぼり」と限定商品「春の雪」が振る舞われた。
肴は近所のたこ焼きと焼き鳥。
2本のお酒はあっという間に空になってしまった。
この先はおきまりの飲み屋コース。
方向が多数の鶴見に繰り出すこととなった。
焼鳥屋でビール、お酒、焼酎と、まぁ飲むわ飲むわ。
閉店をシオにこんどはスナックへ。
ここではウイスキーを賞味。
この日だけで酒と名の付くあらゆる種類を飲んでしまった。
さすがにヘベレケになった。
なおきさんはタクシーで実家に。私は電車で帰宅の途に。
なぜかちびゆきえさんだけがぎいちさん達と一段と輝きを増したネオン街へ消えていった。
さすがに「新しぼり」は美味かった!(^^)!
なおきさん、ごちそうさまでしたm(_ _)m

 「マイお猪口」を持つ手は誰だ!

2002年3月6日 水曜日 午後 6:51:09

いや〜驚いた。
昨日、突然インターネットができなくなった。
メールもネットも繋がらなくなってしまったのだ。
昼から夕方までかかって原因を追及してみたが分からない。
仕方なく友人を呼んで調べてもらった。
夜9時頃までかかってもウンともスンともいわない。
どうもルーターが悪いのじゃないかということになって明日、サポートセンターに聞いてみることにした。
そして、今日の午前中電話をかけたがこれがまたしょっちゅう話し中。
数10回くらい電話してやっと相手が出た。
症状を説明したら「パソコンの前に行ってください」。
ルーターの設定画面を出す。
プロバイダーの設定画面を出す。
「そこにどんな数字が入っていますか?」
「****−****です」
「それを削除してください」
「はい、消しました」
「そこに1492と入れてください」
「1・4・9・2…と。はい、入れました」
「それを登録してください」
「とうろく、と。はい登録しました」
「では送信してみてください」
「そうしん、と…」
プラウザを立ち上げた。いつものように「低山山歩」が画面に現れた!
「つ、繋がりました〜〜!」
「はい、これで設定は終わりました」
「ちょっと待って…。この1492ってなんですか?」
「NTTから連絡が行きませんでしたか? フレッツISDNの共通電話番号なんです」
NTTからの通知を見落としていたのかも知れない。
先ほど友人から電話がありその話は知っていたとのこと。
しかし、旧電話番号でも使えるはずなのだが…、と不思議がっていた。
それにしてもたった一日ネットが使えないだけでこんなに寂しい思いをするものなのか。
ネット依存度99.9%の生活になってしまったようだ。


2002年3月3日 日曜日 午後 6:12:39

子供が犬の赤ちゃんを抱いて帰ってきた。
雑種のメスは部屋をヨチヨチと歩き回っている。
ペットといえば16年生きた犬の「ペロ」が死んで3年が経つ。
もうペットはいらないよと冷たく追い返すわけにはいかず、取りあえず餌を与えたり、トイレのシートを買ってきたりした。
そのうち仕事から帰ると子犬は「お帰りなさい」とばかりに玄関に飛び出してきて足下にまつわりつき、顔中舐め回す。
子犬はこの家を我が家と勝手に決めてしまったようだ。
そうこうしているうちに、「サラ」は我が家の一員になってしまった。
家の者が帰ってくると真っ先に言う言葉は「サラは?」である。
すっかり生活サイクルが「サラ」中心になってしまった。
生後3ヶ月になった。
身体も徐々に引き締まって家の中を飛び回って遊んでいる。

 「サラ」です。宜しく(^^)

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