山恋うる日々のつぶやき 2002年6月のつぶやき

このコーナーはテッちゃんが日々想う山に関する日記を綴ります。
日記という以上、毎日書くつもりですが抜ける日もあるかもしれません。ご容赦下さい。
皆さんの割り込みメッセージも歓迎します。


2002年6月30日 日曜日 午後 1:46:21

今日で今年の半分が終わった。
2ヶ月ごとのカレンダーだと8月の暦が見える。
もう、夏山のシーズンが手の届くところにある。
それにしても比較的涼しい梅雨が続いているので盛夏のカーッとした暑さの実感がわかない。
夏山へ向けて近場の山に行ってみたいが先週は雨のため中止。
次週はどうなるのだろう。
週間天気では「曇り」なのだが…。

このところ運動不足が続いている。
腹がまたまた出てきたみたいだ。
暫くサボっていたダンベルを久しぶりにやってみた。
両腕を上下に30回。
そのあと首を回す。
道具を使った腹筋を60回。
所要時間10分。
たったこれだけでも何となく気分がスッキリする。
続けることが大事なのは分かっているが3日坊主に終わってしまうことが多いのが困りものなのだ。


2002年6月26日 水曜日 午後 6:46:17

屋久島は平均気温が20℃で亜熱帯の北の端という気候で海には珊瑚礁、平地には熱帯の樹木をみることができる。
しかし、海岸からいきなり高い山をなしてその標高差約2000mある。
海岸から山頂へ気候の変化に従って南の島から北海道までの垂直分布をみることができる。
最高峰、宮之浦岳の気温は平均7℃だという。
散策路を歩いて苔むした杉の巨木をみることができる「ヤクスギランド」は標高1000mの位置にある。
紀元杉は1230m。
宮之浦岳は1936mだ。
また訪問する機会があったら、台風で行くことが叶わなかった縄文杉を是非観てみたい。
時間と体力が許せば宮之浦岳へも行ってみたいと思っている。
一度行くとまた行ってみたい気にさせる魅力あふれる屋久島ではある。


2002年6月24日 月曜日 午後 6:59:57

雑誌「山と渓谷」に「読者紀行」というコーナーがある。
読者の紀行文を掲載している。
7月号も2編紹介されていた。
このコーナーが始まった頃私もいっちょ挑戦して文を書いてみようと思ったことがあった。
しかし、選出された方々の文章を読むとなんと上手なこと!
下手な作家よりも読者を魅了する作品が少なくない。
投稿しようなんて分不相応なことを考えるより襟を正して読ませて頂く方が正しい生き方だと言うことが分かった。
こうしてくだらない「つぶやき」を書いているのがいちばん似合っていると思う。

明日は、鍋割山へ行こうと思っていたらどうも雨の予報。
確率は50%。降るのか降らないのかはっきりして欲しい。
この分じゃ明日は地上待機かな?


2002年6月21日 金曜日 午後 5:22:40

ウイルスバスターが「期限切れです」と出るようになった。
おかしいな? と思いサイトを覗いたり過去のメールを探したりしたが期限切れらしい言葉が見るからなかった。
毎日少なくても3通、この前3日ぶりにメーラーを開けたらなんと15通もウイルスが入ってきた。
こんな状態だからワクチンソフトなしでは一日も過ごせないのだ。
それじゃ、とトレンドマイクロへ直接電話をしてみた。
私のシリアル番号を伝えると旧バージョンの「ウイルスバスター2001」だと言うのだ。
更新処理をしていない上、料金を払っていないので「これでおしまい」と言うことらしい。
新規購入から1年は無料だが、2年目からは3150円の費用がかかるのだ。
いまの条件を生かして更新すると更新を2回繰り返すことになって新しいソフトを買った方が安くつく計算になるらしい。
仕方なしにヨドバシカメラへ行ってきた。
「ウイルスバスター2002」が山と積んであった。
一人で2箱、3箱と買っていく人がいる。
それにしてもウイルスが蔓延すればするほど喜ぶのはワクチンソフトの会社だけではないだろうか。


2002年6月20日 木曜日 午後 4:52:05

屋久島の杉は樹齢999年までは屋久杉とは言わず小杉というのだそうだ。
樹齢1000年を越してはじめて屋久杉と呼ばれる。
白谷雲水峡の歩道脇にある「弥生杉」は標高710m付近にあり、樹高26.1m、胸高周囲8.1mの巨木だ。
樹齢は約3000年と言われている。
いったいどうしてこれらの巨木の年齢を調べるのだろう。
標高が同じ所にある切り株を見つけ、苔を取り除きその年輪を数えるのだそうだ。
何千という年輪を一本一本数えるのも気が遠くなる作業だ。
そうしてそれを基準に幹の太さを測りだいたいの樹齢を憶測する。
ガイドの説明によると「弥生杉」は4年ほど前までは「樹齢2500年」と記されていたそうだ。
それがほんの数年で500年も樹齢が延びてしまった。
「屋久島の”ヤク”は”約”の意味でかなりアバウトなのです」との説明には笑ってしまった。


2002年6月19日 水曜日 午後 5:32:44

屋久島は人2万、サル2万、鹿2万と言われていたそうである。
それほど人が少なく動物が多いと言うことなのだろう。
いまは過疎化が進み島の人口は16000人くらいだそうだ。
そうなると人間よりもサルや鹿の方がもっと多くなってるのかも知れない。
屋久島と言えばなんといっても屋久杉で有名だが「ガジュマル」と言う珍しい樹木に出会った。
ガジュマルは枝から根を垂らしそれが土中に根を張って何本もの幹になって成長していくのだ。
長い年月には樹そのものが移動していくという現象もあるらしい。
まるで足が生えて歩いていく状態なのだ。
「この〜木、何の木、気になる木ぃ〜」と日立のコマーシャルに出てくる巨大な傘のような木もガジュマルなのだ。

さっき、私の職場に来たお客さんがこの植木はサカキですか? と聞いた。
さぁ? 頂いたものでなんというのでしょう。と鉢に刺さっている名前を読んでみた。
「ガジュマル」って書いてありますね。
と言いながら自分がびっくりしてしまった。
屋久島で見たガジュマルではないか。
もちろん観賞用の小さな鉢だから屋久島のガジュマルには及びもしないがいままで全く気がつかなかった。
よく見ると根の方に可愛い根が出てそれがまた鉢に植わっているのだ。
そうと知ったら急に近親感がわいて早速水をあげたりした。
この小さな観賞用のガジュマルもそのうち歩き出すのだろうか?

 それにしてもスケールが違う(^^ゞ
観賞用のガジュマル 屋久島のガジュマル

2002年6月18日 火曜日 午後 7:16:34

年一回、恒例の旅行会が終わった。
今回は去年の二の舞もなく無事に帰ってくることが出来た。
東京よりも天気が良く日が出ているときは暑いくらいだった。
飛騨高山、郡上八幡と本来であれば2泊3日の行程を無理して一泊で回ってきた。
その距離1000q弱。
運転手さんもさぞかし大変だったろう。
幹事役もこれで一段落。
飲んで食って温泉浸かって寝て、また飲んで。
一段と腹が出たような気がする(^^ゞ
さぁ、仕事をせにゃ。

Wカップ決勝T、日本代表チーム一歩及ばず負けてしまった。
引き分けはない、勝つか負けるかの息詰まる試合。
残念だが仕方がない、選手にはお疲れさまと讃えてあげたい。
楽しみが減ってしまったなぁ。


2002年6月14日 金曜日 午後 6:50:57

泊まった民宿はまだ新しく部屋も食堂からみえる厨房も清潔感が漂っていた。
食事も海の幸が多くなかなかの美味だった。
朝4時。ドアがノックされて雨風が強いため縄文杉登山は中止との知らせがあった。
その為3日目のコースの一部を先に回ることになった。
海岸の岩場に出る温泉で脱衣所もなく混浴の「平内海中温泉」。
二人の男性が気持ちよさそうに湯に浸かっていた。
ツアーの男性が大勢のおばさん達が見守る中、裸になって温泉に入っていった。
私は靴下を脱いで足だけ浸かってみた。
熱いくらいの湯温でなかなか気持ちが良かった。
もののけ姫の舞台となったという「大川の滝」。
屋久杉の全てが分かる「屋久杉自然館」。
千と千尋の神隠しの原点といわれている「千尋の滝」など、屋久島の見所を見て回った。
屋久島特有の気候なのだろうか、晴れ間がみえたかと思うと突然雨が降ってきたり忙しい空模様だった。
無理もない、ちょうどこの日本州を含む全体が梅雨入りしたとのニュースがあったばかりなのだ。
メインの縄文杉にお目にかかることは叶わなかったが別な意味で大自然の感動を味わうことが出来た第二日目だった。

「平内海中温泉」管理料100円
このあと女性が服を脱いで入っていった。
日本の滝100選「大川の滝」
落差88m。 滝壺近くまで行ける。
白谷雲水峡でヤクシカに出会う。
ヤクシカは一回り小さい。

2002年6月13日 木曜日 午後 6:04:11

ひと月に35日雨が降る、と言われている屋久島は滞在した3日間もご多分にもれず連日雨だった。
屋久島空港に降り立つと雨が横殴りに降っていた。
ガイドは「屋久島ではこのくらいでは雨とは言いません」
ちょうど梅雨に入る時だったらしく特に蒸し暑く感じた。
これからの梅雨時期1ヶ月間はこのような蒸し暑さが続くのだそうだ。
初日は白谷雲水峡などを散策。鬱蒼とした原生林の中を歩く。
タイムマシンで異次元に入り込んだような幻想的な世界が広がっていた。
苔むした切り株やいま歩いている登山道の敷石は江戸時代のものだそうだ。
樹齢3000年の巨木弥生杉、変わった形の三本足杉などを観る。
樹の上では獣が(名前を忘れた)枝を揺すっていた。
宿で天気予報を見るとあまりにも絶妙のタイミングで台風が接近してきた。
二日目のメインイベント、縄文杉登山は台風のまっただ中になりそうな予報だった。
中止か強行か、明日の午前4時に結論が出ることになった。


2002年6月8日 土曜日 午後 5:05:41

このところ何かと忙しい。
と、いっても仕事ではなく例えばサッカー観戦。
これが毎日面白い。
ゴン中山の話ではないが「BカップでもCカップでもない何てったってWカップだからね」
世界的な盛り上がりをみせるW杯も明日は日本対ロシア戦だ。
絶対見逃すことは出来ない。
それが終わると月曜日から屋久島行きだ。
お天気は悪そうだけどこれも楽しみだ。
その一週間後は毎年恒例の地元の旅行会がある。
そんなこんなでお遊びのご予定ばかりが詰まっていて非常に困ったものなのだ。

さっき、登山靴を何年ぶりかで掃除した。
靴底にの泥をたわしでゴシゴシ落とした。
丹沢や先日の櫛形山の土だろうか。
細かい葉っぱや小枝が落ちてきた。
世界遺産の屋久島に関東の山の土を落としてきたのでは悪いかな? との思いもある。
それにしても靴底のゴムが減ってきた。
そろそろソールを張り替える時期にきたのかなとも思う。


2002年6月4日 火曜日 午後 4:03:14

計画通り「雁腹摺山」へいざ出発!
と、張り切って朝早く出かけた。
環七から高井戸にはいると事故渋滞の表示が!
なんと八王子まで2時間もかかってしまった。
やっと渋滞を抜けて大月ICを降り、20号線から登山口のある大峠まで向かった。
バス停の終点にくると「この先通行止」の看板が!
冬季閉鎖の看板がそのままになってるのかと思ったが「この先崩落のため」と書いてあった。
念のため近くの民家のおばさんに聞いてみた。
看板の先にテニスコートがあってそこまでは行けるがその先はダメなのだそうだ。
更に念を入れて地元の観光課に電話した。
内容はおばさんの話の通りだった。
去年の秋の台風で路肩が崩れ今復旧中なのだそうだ。
そんなことをしている最中にやはり山へ行こうとする車が2台通りかかった。
私が説明をすると諦めてUターンしていった。
我々も仕方なく引き返した。
帰路は渋滞もなくスイスイと地元に戻ってしまった。
今夜はW杯の日本チームの試合がある。
林道の閉鎖は「早く帰ってテレビ観戦の準備をしろ」ということなのかも知れない。


2002年6月1日 土曜日 午後 7:25:48

このところさわやかな陽気の日が続いている。
雨が降りそうで降らなかったり、暑いようでそれほどでもないというちょうど良い季候だ。
昼寝をしたらどんなに気持ちいいか、そんな気分にしてくれる。

昨日からサッカーWカップが始まった。
日本の試合はまだだがフランスとセネガルとの試合を思わず最後まで観てしまった。
セネガルなどという国があることをはじめて知った。
南アフリカのそれもW杯は初出場なのだそうだ。
その国が前回優勝したフランスに勝っちゃったんだから驚いた。
これからが楽しみなチームだと思う。
さて、日本はどこまで勝ち進むことができるのだろう。
日本戦は4日の火曜日だそうでそれも5時からだと!
この日は「雁ヶ腹摺山」へ行こうと思っているのだが間に合うように帰ってこなければ…。


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