山恋うる日々のつぶやき 2003年7月のつぶやき


2003年7月30日 水曜日 午後 6:10:19

友人と引っ越しが話題になった。
「引っ越しすると何か無くなるね」
「普段使っているチョットした小物が見あたらない」
その友人は隣の家に引っ越しただけなのにアレがない、コレがないと騒いでいるそうだ。
実際私の家も先週大騒ぎして引っ越したばかりだ。
包丁がない。布団を干すはさみが見あたらない、と段ボールが大分片づいたにもかかわらずいまだに出てこない。
捨てた覚えがないのにいったいどこに雲隠れしたのだろう。忽然と消えたのだ。
「仕方がないから買うか、と諦めて買うと出てくるんだよね」
「逆に言えば買わなきゃ出てこない…」
かと思うと思いがけないものが出てくるときがある。
引っ越しの片づけをしているとき、父親の遺言書が出てきた(筆者注:遺言の内容は解決済み)。
どこにしまったか分からなかった私のご幼少の頃(^^;)のアルバムが見つかった(筆者注:5歳頃から高校頃までのもの)。
小さな指輪が出てきた。多分母親のものだったのだろう(筆者注:安物です)。
大昔の借用書まで出てきた^^;(筆者注:返済済みです)。
出てくる物、なくなる物、ドタバタの引っ越し劇であった。
これでもう、死ぬまで引っ越しはないだろう。
あるとすれば「この世」から「あの世」までの引っ越しくらいかな?


2003年7月25日 金曜日 午後 5:11:11

近所にある銀行、困ったものだ。
昔から4回も名前を変えている。
最初は地銀だったが首脳の怠慢でコケてしまった。
銀行の破綻がまだ珍しい時代だった。
そこで名前を変えて再出発したが長く続かず再度銀行名を変えた。
再出発もつかの間、再びコケた。
今度は某大手銀行の100%出資の子会社となりまたまた行名を変えた。
そして今年、その某大手銀行の行名を名乗ることになった。
銀行が自ら破綻しどんな名前になっても銀行の勝手だが、困るのはその度に通帳が変わるということ。
とくに今回は子会社になったときに一度通帳が変わり、連休明けの22日にまた変わったのだ。
システムの変更らしいが今日は25日の給料日。
いちいち新しい通帳に変えなければならないので時間がかかる。
狭い店内はATMも窓口も長蛇の列。
クソ忙しいのに(ホントは忙しくないけど^^;)なんてこった。
驚いたのは旧通帳から新通帳に変わるとき。
例えば旧通帳の記帳が7/10までだったとする。
新通帳は7/22〜の記帳になってその間の出金、入金の記帳がされないのだ。
その間の経過は後日郵送なのだそうだ。
この銀行の通帳がメンコで遊べるくらいたまった。
溜まるのは通帳だけでいっこうに貯まらないのはお金だけ。
通帳の分だけお金が貯まれば何も文句は言わないのだけれど…。


2003年7月24日 木曜日 午後 4:39:38

なんと涼しい日が続いているんだろう。
今朝なんか寒くって目が覚めてしまった。
この分では夏山など冬支度で出掛けなくてはならないかもしれない。
今朝の天気予報ではここ1ヶ月寝苦しい熱帯夜はゼロ。
夏日も三分の一。
梅雨が明けてもこの状態が続くのだろうか。
それともカ〜ッと暑くなるのだろうか。
近所の電気屋がエアコンが売れない、と嘆いていた。
家電メーカーも頭を抱えているらしい。
我が家でもエアコンを使った日は今年になって数えるほどしかない。
お天気も知ってか知らずかこの夏の電力不足に気を遣っているのだろうか?


2003年7月21日 月曜日 午後 6:03:48

けたたましいパトカーのサイレンが鳴っている。
表に出てみたがサイレンの音だけがこだましてパトカーの姿は既になかった。
その少し前、妻がその場に居合わせて怖い思いをしたというのだ。
国道から猛スピードで白い高級セダンがこちらに向かって走ってきた。
乗用車はそのまま自転車に乗った妻をめがけて走ってくる。
その後ろを数台のパトカーと白バイが追っている。
乗用車と警察のカーチェイスだ。
そのまま行けば乗用車は直進するはずだ。
妻は道の脇に避けたがパトカーに追われた車は急に方向を変え露地に入り込んだ。
妻は自転車ごと道路脇の空き地へ飛び込んで難を逃れた。
追われた車は次の角を折れて一方通行を逆進しタイヤを軋ませて表通りに出てきた。
パトカーと白バイはサイレンを鳴らしながら乗用車を追っていった。
追跡するのが西部警察の大門部長刑事、渡哲也だったら逃げる車の後輪をピストルでパンクさせ、車から犯人を引きずり出していただろう。
あるいは大門軍団の木暮捜査課長、石原裕次郎がヘリコプターから銃撃を加え、車の屋根をボコボコにしたかも知れない。
ハーレーに乗った巽刑事、舘ひろしは逃げる車の前方を塞ぎ拳銃を突きつけ犯人を取り押さえるのだ。
あぁ、西部警察は面白かったなぁ。あのカーチェイスには胸がスカッとしたものだ。
いけない、現実と幻想が入り交じってしまった。
その後、逃げた車は捕まったのだろうか。


2003年7月17日 木曜日 午後 5:25:16

何かと物騒な世の中になったものだ。
午後のニュースが行方不明だった女児4人の無事発見を伝えていた。
暗いニュースの多い中でホッと胸をなで下ろす知らせだった。
しかし、隣の部屋に男の死体が転がっていたのだからいったい何がどうなっているのだろう。

このところ仕事以外の部分で何かと忙しい。
ちっぽけな我が家を20年ぶりにリフォームしているのだ。
自慢じゃないが我が家といえば「築30年、借金コンクリート造り2階建て」という文化財に指定されそうな建造物なのだ。
1ヶ月の工事期間を経てようやく今週末で完成する。
来週は大がかりな引っ越しだ。
暑いさなかの引っ越しは考えただけでも憂鬱になる。
引っ越し後、家の中が片づくまでは山へ行けそうもない。
8月には何とか「夏山!」を満喫したいのだが…。


2003年7月9日 水曜日 午後 4:17:10

マスコミを賑わす男女間のいざこざをみていると別れたい女と別れたくない男の大きな隔たりが様々な事件を引き起こしている。
女性にふられた男は年齢に関係なくストーカー化したり陰湿な嫌がらせ行為に走ったりする。
男にふられた女性も同じような行動に出る場合が多い。
エスカレートすると傷害や取り返しの付かない殺人事件となる。
相手と別れたらこれで人生終わりみたいになり頭に血が上ってしまうのだろうか。
その男の頼るべきものはその女性が全てであって人生の指標となるものは他に何も無かったということになる。
これらの報道をみるにつけ「ふられ下手」が多いなぁと感じるのだ。
嫌われたらさっさと別れて次の彼女、彼を探せばいいじゃないか。
また、人生は異性の付き合いだけではない。
趣味を探す、ボランティア活動に参加する、仕事に熱中する、健全な新しい出会いを求める。登山を始める^^;
やることはいっぱいあるはずなのだ。
ある意味で「ふられ上手」になることも大事なことだ。
過去の恋愛経験を引き合いに出すのも気が引けるが、何を隠そう私ほどの「ふられ上手」はなかったと自負している。
いったい何度ふられたことか。
両手の指では数え切れない数だ。
最短記録では3時間でふられたこともあった(^_^;)
異性から別れを告げられるほど辛いものはない。
一度は説得を試みるが一度イヤになったものはそう簡単に覆ることはないのだ。
いったんは「この世も終わりか」と嘆きの淵に立たされる。
しかし、ここから先の考え方で人生は変わるのだ。
「彼女には自分よりもっと相応しい男性が必要なのだ」
「彼女の幸せのために別れてあげよう」
「縁あった彼女だ。自分と別れても幸せなって欲しい」
まったく歯の浮くようなセリフだが、相手を基本に考えればあきらめがつくというものだ。
嫌われた原因を探るのも大切な事後処理だ。
そうすることによってふられた経験が貴重な人生の栄養になってることに気がつく。
そうとう人生の栄養が貯まった^^; 栄養のとりすぎだ。
この考え方で数十回に及ぶ「ふられ経験」を乗り越えてきたのだ。
「大いにふられろ」と私は言いたい(^^)/


2003年7月6日 日曜日 午後 5:28:08

友人から久し振りに電話があった。
よく遊び良く飲み歩いた5歳ほど年下の友人だ。
引っ越してから音沙汰がなかったのでどうしているかなぁ、と思っていたところだった。
電話の声はいつもの元気がなかった。
「女房が死んだ…」と、ぽつりと言った。
耳を疑って聞き直したくらいだ。
7月1日に救急車で病院に運ばれ2日に大量吐血し、出血性ショックで亡くなったのだという。
体格のいい大らかな性格の奥さんだった。
その奥さんのお通夜が今夜行われる。
身近の友人の奥さんとあってさすがにショックを受けた。
それにしても今年に入ってなんと葬儀の多いことか。
仕事上のお付き合いも多いがこれで11件目だ。
悲しみの渦中にある友人の顔を見るのが辛い。


2003年7月2日 水曜日 午後 5:17:53

とうとう7月に入ってしまった。
03年もはや半分が過ぎたことになる。
歳のせいか月日の経つのが早い気がする。
この間、いったい何をしていたのか。
何もしていない…^^; ただ時の流れに身を任せているだけ。
成長も進歩もない。ぼ〜〜っとしているだけ。

昨日、箱根の山へ行った。
オフ会以来1ヶ月ぶりの山だった。
登り初めて1時間後には雨が降ってきた。
途中で降りてしまった。
たった3時間ほどの歩きだったがやはり山は気持ちがいい。
これからもせっせと登らにゃいかんな。

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