起床、3時半。 出発、4時半。 フロントで朝食のおにぎりを受け取りバスに乗り込む。 途中、コンビニに寄り昼食の弁当を積み込む。 朝、昼、晩の三食付きで至れり尽くせりの親切さ。 5時半すぎ、鳥海山五合目の「鉾立」に到着。 |
|
鉾立の駐車場 | ゴツゴツした鳥海山が見える |
歩き始めは広い石畳が続く | 賽の河原 |
御浜までの登山道は広い石畳が続き歩きやすい。 さほどの急坂もなくゆったりした登りが続く。 御浜には御浜小屋、トイレがあった。 眼下に「鳥海湖」が青い水をたたえている。 展望がよく大勢の登山者が休憩していた。 この先から本格的な山道になる。 お花畑が両側に広がり、蝶も飛んでいる。 雪渓の下を流れる水の音もさわやかだ。 |
|
御浜 | 鳥海湖 |
七五三掛 | いたるところに雪渓が現れる |
七五三掛からはハシゴなどがある急下降。 下りきると雪渓が現れ、この雪渓を横断し、再び上り坂になる。 雪渓からの眺めも柴らしい。 撮影ポイントかも知れない。 |
|
雪渓を横断する | 雪の白、緑、空の青、三段の景色 |
ここから急な登りが始まる。 全身の水分が絞られるほどの汗が出る。 前を歩く人の汗水が石の上にしたたり落ちる。 急登を喘ぐ、喘ぐ…。 |
|
大物忌神社に到着 | 山頂の「新山」はこの岩場の向こうに |
三点確保で慎重に | 岩稜を登ったり下ったり… |
大物忌神社が小さく見える | 鳥海山山頂!! |
鳥海山の山頂は狭い。 畳一畳分くらいしかなく、記念撮影もままならない。 混雑のため感激に浸るヒマもなく下山開始となった。 下りは神社の裏手へ出る周回コースをとった。 下りも胎内くぐりなど岩稜のトンネルをくぐったり変化に富んだ岩歩きだ。 岩のトンネルは下から吹き付ける風が冷たい。 まるで電子レンジからいきなり冷蔵庫に入ったようだ。 |
|
下りも急だ | 大物忌神社の裏手に降りる |
大物忌神社 | 下山開始 |
山頂まで5時間40分。 来た道を下る。 この下りが長く、長く感じた。 足が棒になる。 ビールが飲みたい! その一心で下った。 駐車場が間近になると駆け足で売店へ直行。 ビールを買って渇いた喉をうるおす。 うめ〜〜!! 気が遠くなりそうだ。 往復10時間。 長い道のりだったような気がする。 しかし、素晴らしい山だった。 宿への車中ではいつの間にか爆睡していたのだった!(^^)! |