ゲートをくぐって林道に入る
関係者らしき車はゲートを開けて
何台も入っていった。
「乗っていきますか？」という人は
誰もいなかった。
当たり前か^^;
町中と違ってカーブミラーが汚れていない。
オオタカ？ まさかね。
ワシの一種だろうか？
気持ちよさそうに旋回していた。
おや？ こんなところに新しい標識が。
「堂平０．７ｍ」と書いてあった。
林道歩きよりこっちの方がいいや。
塩水林道の終点に出た。
林道をショートカットしたことになる。
いやいや、きつい上りだった。
ここからは気持ちのいい緩やかな登り。
野鳥のさえずりに合わせて鼻歌が出る。
丹沢山への分岐に出た。
直進すれば丹沢山へ。
この直下では大きな堰堤工事が行われていた。
思わず叫び声を上げたくなるようなブナの森。
清々しい新緑の隙間から陽光が差し込む。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声だけ。
完全に独り占めだ！
どっかり腰を下ろして昼飯にしよう。
無粋なバーナーの音が静寂を破る。
三峰の稜線。人っ子一人いない。
盛りを過ぎたばかりなのだろう、
シロヤシオの花が地面にたくさん落ちていた。
暫く行ったり来たりしてもと来た道を戻った。
