森村誠一の「青春の雲海」という書き下ろし作品が発売になったことを新聞広告で知った。たまには小説でも読みたいなぁ、と思っていたところに絶妙のタイミングだった。早速ネットで購入。山岳ミステリーも久しぶりなら森村誠一も久しくご無沙汰だった。白馬岳、唐松岳、五龍岳と縦走していた棟居刑事が単独行の女性と出会う。やがて難解な殺人事件が起き、棟居刑事は西穂高の山頂へ。テンポのよい物語の進行に1日で読んでしまった。今度は「純白の証明」を読んでみようか。これも山がらみのミステリーらしい。