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山恋うる日々のつぶやき


最近のつぶやき…


書こうか書くまいか 2005年09月27日(火)

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大腸ガン検診とはとりあえず大便に潜血があるかないかを調べる。
潜血がみられると要精密検査となってお尻の穴からバリュームを注入し写真撮影となる。

私が子供の頃の検便というと割り箸でう○こをすくい取り、紙の容器に入れて学校に持って行った記憶がある。
特に量の指定がないので山盛りにう○こを入れて容器からはみ出してしまうこともあった。

以来、医学は進歩し採便方法も変わってきた。
今回も大腸ガン検診で検便の容器をもらった。

「正しいう○この取り方」なる解説書が付いている。
「必ず説明書を読んでから採便してください」
と注意書きがあるからとっても大事な内容なのだ。
「便をとりすぎると正しい検査ができません」
リアルな写真入りで解説。

和式と洋式トイレでの採便の仕方がイラストになっている。
洋式の場合は折りたたんだペーパーを敷いて反対方向に座る。
これは簡単なようで難しい。
便器の幅が広くなるので思いっきり股を広げなくてはいけない。
パンツのゴムの伸び具合にも限界がある。
いくら足の長い人でもムリがあるだろう。

折りたたんだペーパーの上に落とせと言う。
ペーパーが斜面を滑ってう○こごと水の中にポチャ。
仕方なく姿勢を元に戻す。
ということは「正しい」取り方ではなくなってしまう。
しかし、そうは言っていられないのだ。
更に「まんべんなくこすり取」らなくってはいけない。
なかなか棒の溝に埋まらないので思わず突き刺してしまったりする。
突き刺したりこすったり、個室内でう○こ相手に孤軍奮闘する姿は想像を絶する世界だ。

「なるべく新しい便を提出してください」
出たての湯気が立っている新鮮なう○こだ。間違いない!
「人体に直接使用しないでください」
ひとたび身から出た”実(み)”だ。あくまで間接なのだ。
「大便をとる目的以外には使用しないでください」
他に何を採れというのだろう。
「保管は子供の手の届かないところにしてください」
美味しそうな棒飴だぁ! ってなめたりして(^^ゞ

最後は「採便後は冷暗所で保存」
ちょ、ちょっとねぇ^^;
冷暗所といえばあそこしかないよな。
そう、冷蔵庫!
3ドアのどこがいいのか。
脱臭機能付きの製氷器の近くか。
食品のうまみと鮮度を保つ野菜室か。
はたまたパワフル冷凍の冷凍室か。
チルドルームも捨てがたい。

だけどねぇ、いくら無神経な私でも抵抗があるなぁ。
じゃ、どこに保管したかって?
それは口が裂けても言えない。

かくして二日間にわたった格闘は終わり、医院の受付に持って行った。
受付の女性は「正しいう○この取り方」に従ったブツを涼しげな笑顔で受け取った。


人格の否定(?)につながりかねない重大な内容だけに書こうか書くまいか苦悶すること数週間。
画像もスキャンしてあるのだから最初っから書くつもりがバレバレだけど(笑)
たまにはお上品なネタも必要かと…^^;

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