山恋うる日々のつぶやき 2000年12月のつぶやき

このコーナーはテッちゃんが日々想う山に関する日記を綴ります。
日記という以上、毎日書くつもりですが抜ける日もあるかもしれません。ご容赦下さい。
皆さんの割り込みメッセージも歓迎します。


2000年12月28日 木曜日 午後 6:52:49

職場のパソコンはとっても環境の悪いところに置いてある。
埃と振動。おまけにタバコの煙。これがけっこう機器を汚している。
そんなわけで本日、掃除にとりかかった。
周辺機器から始め、洗剤を含めた布でゴシゴシ拭いていく。
ピカピカとまではいかないがそれでも拭く前よりはきれいになっていく。
モニター、本体と磨いていってキーボードの番になった。
これがまた埃と手垢で真っ黒! 逆さにして振るとタバコの灰や小さなゴミがパラパラ落ちてくる。
キーの隙間を綿棒で掃除していると鍵盤を叩くようにカタカタと鳴る。
「ctrl」「Alt」キーそして「Del」。パソコンの機嫌が悪く固まったときによく使わせてもらった。
「Del」と「Backspace」はとくに汚れが目立っていた。打ち間違いが多いからだろう。
スペースキー、これもグレーから黒へのグラデーション。
おお、見違えたように光ってきたではないか。
最後にグジャグジャに絡まった接続ケーブル類の整理。
羽毛のように散乱する綿埃をかき分けながら、一本一本手繰っていって、これがプリンター、これはスキャナー、などと確認する。
そしてめでたく作業完了。
気のせいか、モニターが明るくなった。
キーボードも指触りがいい。マウスだってお肌スベスベだ。
また来年もおまえのお世話になるんだ。機嫌良く年を越そうよ。
そう語りかけながらこの文章を打っている。


2000年12月26日 火曜日 午後 6:16:01

宅急便で小包が届いた。
差出人はプロのアウトドアライター「津波克明」さん(HP、山と旅と酒と文のページ:主宰)だった。
ズシリと重い包みを開けると、山岳同人誌「ベルク」の最新号とそのバックナンバー。
山と高原地図がなんと6冊! 更に単行本「それぞれの山」。
津波さんの著書「ぶらり地酒紀行」などが入っていた。
思わず「うわ〜!」と叫んでしまった。
「ベルク」はよく登山具店の書籍コーナーで見かける本だった。
その時はさほど気にもとめなかったがこうして手にとって読んでみるとこれが面白い。
表紙の挿し絵は全て津波さんの作品だ。
同人誌は数々あれど「山の文芸誌」というところが読む者を引き込んでいくのだろう。
その晩は最新の85号を一気に読んでしまった。「ああいう文章が書けたらなぁ」と思いながら…。
そして今、84号を読みかけているところ。
素晴らしいクリスマスプレゼントを贈って頂いた津波さんにただただ感謝!m(_ _)m
さて、この次は何を読もうかな? と、今から楽しみなのだ。

 「ぶらり地酒紀行」(けやき出版) 津波克明さん著


2000年12月23日 土曜日 午後 8:57:11

数日前から首を左に向けると痛くってしょうがない。
首筋を痛めたようだ。
頭を左に向けると痛い。
肩こりのひどい状態みたいで何となく鬱陶しい。
原因はなんだろうと思い返してみたらどうやらパソコンの前に座る姿勢が悪かったようだ。
変に肩を曲げてマウスをいじっていたので首筋がつった状態になったみたいなのだ。
それからはタイガーバームを塗ったり、姿勢に気を付けるようにしたら少しは良くなった気がする。

昨日は梅屋敷探検隊のオフ会だった。
あえてBBSなどでアナウンスをせず、常連だけ集まった。全員で5人。
駅前の大衆酒場を皮切りに二次会はカラオケスナックとあいなった。
久々に飲みまくったので今日は一日調子がのらなかった。
ああ、なんだか眠くなってきた。さっきのビールのせいだ。
今日は早く寝ることにしよう。
首も回らないことだし…。


2000年12月20日 水曜日 午後 2:56:07

夢を見た。
自分が木ノ又小屋にいて丹沢Webのmodokiさんと話をしている。
小屋番さんの中森さん(注:まだお会いしたことがない)が「もう寝るんだったらこれを着なさい」といって温泉宿で着るような浴衣を出してくれた。
ちょっと寒いんじゃないかと思ったが着てみると意外に暖かかった。
そのまま布団に入ったがなぜか場面は一転して国道(246か甲州街道?)沿いを自転車で走っている自分があった。
民家の脇に自転車を停め、歩いてそのままどこかへ行ったしまった。
明くる日、自転車を取りに行ったら置いたはずのところに見当たらない。
よく探すと民家の庭に自転車はあった。
家からオバサンが出てきて世間話になった。
「ゆきえさんがよく遊びに来るんですよ」とオバサンが言った。
「ゆきえさんなら私も知っています。山が好きな人でネットで知り合ったんですよ」と私。
オバサンに名刺を渡そうとバッグを開けたが名刺入れが見当たらない。
一生懸命名刺入れを探していると「いつまで寝ているのよ!」と家人の声。
ここで目が覚めた。
そしてついさっき、ぎいちさんが遊びに来た。
今日は数多くの山関係の人といっぺんに会えた日だった。


2000年12月19日 火曜日 午後 5:22:02

大したことないのにひょんなことからお祝いを頂いてしまった。
今日はそのお返し物探しであっちこっち百貨店巡りをした。
19人の連盟だからいったいどんなののをお返ししたらいいのかまったく見当がつかない。
地上を歩き回ってつくづく思うことはこういう歩き方はとっても疲れるということ。
電車に乗る、売り場を回る、品物をみる。人混みをノソノソ歩く。そんな不規則なリズムが調子を狂わせるのだろうか。
山を歩くのは確かに疲れはするがその性質が違うのだ。
重い荷物を背負って、汗をかき、息を乱して歩く登山は辛いけどやっぱり気持ちがいい。
結局今日のところは何も収穫なし。
また改めて、ということになった。
またいつの日かこんな疲れる一日を過ごさなければならないのか。あ〜あ、憂鬱だ。


2000年12月17日 日曜日 午後 6:44:04

「山道具・山用品のリサイクルコーナー」をやっとUPすることが出来た。
長い間暖めていたコーナーだったのでこれで一応念願が叶ったことになる。
アイデアをあれこれ考えているときが期待が膨らんでいちばん充実しているときかも知れない。
ファイルのアップロード機能を使ってみようとか、パスワードを発行したらどうかとか、試行錯誤したみたが
オークションが流行っている中でこんなところに出品する人は稀だろうから、手作業でやることになった。
しかし、こうやって出来てしまうといいんだか悪いんだか判断がつきかね、逆に不安が襲ってくるから不思議だ。
とりあえず、地味にコツコツと自分の持っているものを出品して様子を見ることにしよう。

年賀状の作成にとりかかった。
ネットで知り合った方たちに出す年賀状としたら仕事用の賀状そのままではあまりにも味気ない。
そこで、「筆まめ」を買ってきて試作品を作ってみた。
確かに便利なソフトだが、いざ印刷の段になってプリンターの性能がイマイチよくない。
インクジェット用のハガキも買ってあるのだがこれじゃそれ以前の問題だ。
弱ったなぁ、ここに来てプリンターの買い換えとはチト痛い話だ。


2000年12月13日 水曜日 午後 5:43:25

昨日は平成12年12月12日だったんだ。
私鉄に乗ろうとしたらホームで硬券に「12.12.12」と印字した入場券を売っていた。
そのような記念日(?)はいつもあることで特に興味はなかったがなぜか衝動的に買ってしまった。
ポストカードが一枚付いて130円だった。

その前に改札で切符を買ったとき、お釣りの50円玉を落としてしまった。
50円玉はコロコロと転がって券売機の近くの溝に入ってしまった。
溝といっても雨水を集めるドブみたいなものだが、そこには鉄でできた格子状の蓋がかかっていた。
溝を覗くと底には水がなくゴミがいっぱい溜まっている。
その中で50円玉が光って見える。
一瞬どうしたものか迷ったが50円玉といえども立派なお金だ。そのまま背を向けて立ち去るわけにはいかない。
私は地面に座り込んで鉄の蓋を持ち上げてみた。蓋は泥や砂に埋まってはいたが少し動いた。
これなら外れるなと思ったので格子に指を突っ込んで思いっきり持ち上げた。
長さ約1m、幅30pほどの蓋は意外に重かった。
うんどこしょ! と蓋が外れた。
無事に50円玉を回収してまた元のように蓋を戻す。汚れた手をパンパンとはたく。
その作業はなんとも情けない格好でとても人様にお見せできる姿ではない。
周囲を見回すと大勢の乗客、誰一人関心を持って見ている人はいなかった。
下町とはいえ都会の片隅。何ごとにも無関心なんだな、と安心するとともに不気味にも感じた。
130円の記念入場券を買ってしまったのは50円玉を回収できた喜びが心の底にあったからかも知れない。


2000年12月11日 月曜日 午後 2:19:20

映画「バーティカル・リミット」を観た。
山岳アクション映画だが、テロ集団やれっきとした悪役がいないということ。
みんな登山家なのだ。そこが「クリフハンガー」と違うところだ。
息つくヒマがないほどのハラハラドキドキのシーンの連続だ。
登山家から言わせれば「そんなバカな…」という箇所は幾度となく出てくるがそれはそれ、あくまで「娯楽映画」なのだ。
なんてったってクレパスに閉じこめられた人を救出するために、K2へニトログリセリンを担ぎ上げ爆破するというのだから、その発想には驚かされた。
珍しくプログラムを買ってしまった。
そこには田部井淳子、山野井泰史、久里徳泰3氏の専門家から観た映画の感想が載っている。
アメリカ映画も市街地や近未来世界でのドンパチに飽きたらず、とうとう山の世界に入ってきたのではないか。
さぞかし撮影も困難を極めたろう。
見終わった感想、「いや〜、面白かった!」
もう一度観なければ…^^;


2000年12月06日 水曜日 午後 4:16:58

愛車の走行距離が昨日の新大日行きで90000qを越えた。
今までは車を利用するのも僅かな距離だったが山を始めてから急に距離が伸びた。
一度山へ行くと少なくても300qは走る。
遠くの場合は400〜500qはざらだ。
来年は何回目かの車検が来る。
整備工場からは「今度の車検はちょっとお金がかかりますよ」と予め言われている。
目に見えないところがヘタっているというのだ。
しかし、エンジンの調子は絶好調だ。
ボディは擦り傷、切り傷だらけだがぶつけ方がいいのかちょっと見では気が付かない。
バックで歩道の柱にぶつけたときもちょうど真ん中が凹んだものだからそういうデザインなのかと思っているみたいだ。
擦り傷も目立たない場所だから誰からも指摘されない。
数年前までは「いい車ですねぇ。新車ですか」と言われたものだがさすがに最近ではそういうお世辞を言う人もいなくなった。
あと何回山へと走らせれば10万キロになるだろう。
この際だからメーターを一回りさせてせめて走行距離だけでも新車にしてしまおうかと思う。


2000年12月03日 日曜日 午後 7:29:34

近所にディスカウント電器店ができた。
スーパーと一緒になった郊外型大型店舗だ。
畳一枚分もあろうかという大きな折り込みチラシが入っていたので早速開店の日に行ってみた。
特に欲しいものがあったわけではないがミーハー根性がこういうところに出る。
店内を一回りしたところで、シェーバーが古くなっていたことを思い出した。
ズラッと並んだシェーバーを見ていると店員が寄ってきた。
「このブ○ウンは電気剃刀では有名なメーカーです」
「ブ○ウンは嫌いです。高いばっかりで数年保たずに充電機能がダメになった」と、私。
「でもブラウンを使っていた方でしたらこちらやこちらのメーカーでは物足りないんじゃないでしょうか?」
「シェーバーは安いので充分。これなんかいいね」と3000円位のものを手に取った。
「お客さん、それは首振りヘッドじゃありませんよ」
「首は振らなくてもいいの! 自分の首を振るから…」
「……?」
「でも、それは二枚刃じゃありませんが…」と、店員も引かない。
「二枚刃じゃなくってもいいの! 私は二枚舌だから」
「!……??」
そんなやりとりがあって結局買ったのはブラウンの三枚刃、7770円だった^^;


2000年12月1日 金曜日 午後 5:11:30

ウイルスバスターズをインストールした。
即座にウイルスのチェックをはじめた。
とりあえずはウイルスに感染している様子はない。ホッと一安心。
というのも以前に添付ファイルを開いたとき、一瞬フラッシュしたことがあった。
人の話ではウイルスが侵入したときはそういう状態になるのだそうだ。
知らぬ間に感染していることだってあるわけだ。
このソフト、なかなかの優れものだ。
ディスクの隅々までチェックして「見つかりませんでした」と、報告してくれる。
オンラインになっていうときは常に新しいワクチンがダウンロードされるので手間いらずだ。

それに「携快電話」、これも面白い。
ケイタイのデータをPCの呼び込んで編集してまた戻す。
ケイタイの小さなテンキーで文字を打つのは老眼の身にはとっても辛い。
しかし、これなら便利だ。
面白がってあらゆる電話番号を登録してしまった。
このソフトの特徴はPCと繋げている間に充電をしちゃうのだ。
着メロやメール編集もできるのだがこれは徐々にやってみよう。

こんなことをしているうちにこんな時間になってしまった。
気が付いたら今日はお客が誰も来なかった^^;^^;
師走だというのにこれでいいのだろうか…(汗;)


【梅屋敷探検隊】 【低山山歩】 【ご意見ご感想】