立山・剣岳 その2 室堂山荘に前泊
初日 (スーパーあづさ3号=黒部立山アルペンルート=室堂)

新宿7:30発のスーパーあづさ3号に乗るべく家を出た。

山手線の新宿駅に到着。
ザックを担いでホームに降り立った。

その時、あれ!! 登山靴がない!
登山靴を網棚に載せたまま電車を降りてしまったのだ。

振り向くと電車はまだ駅に停車していた。
慌てて電車に飛び乗る。
ドアーが閉まった。

網棚にちょこんと登山靴が置いてあった。



電車が走り出た。
次の駅で引き返し新宿駅に戻る。

このまま電車が出てしまっていたら忘れ物として駅員に回収を頼まなければならない。
そうしたらあづさ3号に間に合っただろうか?

出足から冷や汗をかいてしまった。

信濃大町駅から路線バスに乗る ゴウゴウと放流する黒部ダム

信濃大町からは路線バス、トロリーバス、ロープウエーなどの黒部立山アルペンルートを使い室堂まで。


今日の泊まりは室堂山荘 明日登る一の越がよく見える

山荘前では山岳ガイドのMさんが待っていた。
今回のツアー参加者は11名。
サブリーダーを加えて13名のパーティーになった。

実はこのMさん。
私達が初めて槍ヶ岳に行ったときのサブリーダーの青年だった。
今では人気のガイドに成長し彼専門の特別メニューコースまで受け持っている。

全身毛むくじゃらで頑丈な体格の持ち主。
藪に立っていると熊と間違われそうだ。

頼りがいのあるガイドなのだ。


これが元祖「室堂」 山荘前からの夕日

室堂山荘。

ちょっとした高級民宿といった感じ。
外観室内ともきれいで、部屋には座卓、座布団、タオルに歯ブラシまで用意してあった。

入浴も可能。
清潔な広い風呂場だった。
石けんもシャンプーも備えられている。

今夜はここで前泊。
明日に備え早めの就寝となった。



夕食。
唐揚げと春巻き。
小鉢も手が込んでいる。

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