山 行 記 録

山 域  山梨県 山 名(標高)  大柳川渓谷   
登山年月日 2006年6月20日(火)  【日帰り】
コースタイム 大柳川渓谷駐車場(10:54)〜渓谷周回〜大柳川渓谷駐車場(12:54)
(所要時間2:00 休憩含む)
天気・コース・参加者 行動記録
天気 

大柳川渓谷周回

2名 

梅雨の晴れ間。
気温が上がるとの予想なので涼しそうな渓谷を歩いてきた。
「大柳川渓谷」は十谷温泉の先にあった。
細い急坂を車で降りるといきなり広い駐車場が現れる。
ここはバーベキュー広場にもなっておりトイレも完備している。

遊歩道入口から見事な滝が連続する渓谷を吊り橋などを渡りながら楽しむ。
一周およそ2時間。

一番奥にある「まぼろしの滝」へは遊歩道を離れちょっと急な坂もあったり足元が悪いところもあった。
更に先にある「五段の滝」は道が崩壊しているとのことで危険を避け諦めた。

渓谷歩きといってもこの日は気温が高く久しぶりに汗をかいた。

  メ モ
大柳川渓谷の存在を知ったのは折り込みのツアー広告だった。
日帰りで渓谷美と連続する滝を楽しむバスツアーだった。
ツアーが選ぶところなので有名なのだろうと地図を探すがなかなか見つからない。
ネットで探すと鰍沢の先、十谷温泉の近くにあった。

コース地図もなく現地の案内看板でおおよそのコースをつかみ遊歩道に入る。
まだ新しい橋が架かり道は整備されている。
しかし、エリア最奥の五段滝やまぼろしの滝へは遊歩道を外れる。

まぼろしの滝を楽しんだあと、もと来た道を下った。
トラロープのある崩れかかった坂を下り、丸太の木橋を左岸に渡った。
岩にペンキの矢印があった。
そちらへ行くと道がなくなった。
おかしいな? 来た道と違う。
もう一本の踏み跡を辿ったがこちらは沢を登っていく道でやがて行き止まりになってしまった。
いくつかある踏み跡を何度も行ったり来たり。
彷徨うことおよそ20分。
道迷いであわや遭難か。

「行き詰まったら原点に戻れ」との格言(?)を思いだし先ほどの木橋まで引き返した。
更にトラロープの手前まで戻る。
この位置から改めて周囲を見回してみた。
すると右手の奥にもう一度右岸に渡り返す木橋が見えた。
その先に道が続いて、標識も見えた。
危機は脱した(笑)

沢沿いの道は分かりにくい。
こういうときにパニックに陥り闇雲に歩き回り体力と時間を消耗してしまう。
登って来た道があるのだから同じ道を下ればいい。
道が忽然と消えることはないのだ。

こんなところでビバークなどしたら笑われてしまうところだった。

写 真】
 
写真のコメント/左:駐車場から遊歩道に入る。 右:まぼろしの滝。展望地からはかなり遠い位置にある。

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