◇ 第10回 丹沢・大倉高原山の家「越年オフ会」 レポート ◇ 
場 所/丹沢・大倉高原山の家
日 時/2004.12.31〜2005.1.1

【参加者】
 てっぺんめざして歩く旅」 ぷ〜さん
丹沢・駆け巡り」 ポチさん
サワケイJOY」 さわこさん
低山山歩」 テッちゃん
(ゲスト)「大倉高原山の家」 夏目さん

合計5名(順不同)

 

 大倉バス停の駐車場に着くと早くもぷ〜さんとさわこさんが到着していた。
 夏目さんが小屋に上がるまで時間を潰そうと「ドングリハウス」でお茶を飲むことにした。
 一旦止みかけた雪がまた降ってきて大雪の様相に。

 小田急線や東名高速が通行止めになったとのニュースが入ってきた。
 
 午後1時過ぎ、支度をはじめる。
 さわこさんの持参したみんなのための食材をぷ〜さんが担ぐ。
 その重量およそ20キロ!
 降りしきる雪の中3人はゆっくりと歩き出す。
 ”雪中行軍”の始まりだ。
 


 小屋に着くと小屋番の夏目さんは既に到着していた。
 小屋の中は足の踏み場もない。
 鍋はどこでやればいいのだろう?
 まさか、外じゃないだろうな。
 「あの〜、今日は鍋をやりたいんですけど…」
 「鍋、ああ、いいよ。火が欲しいの?」
 「火はあります」
 「鍋が要るの?」
 「鍋もあります」
 「何が必要?」
 「場所です(^^ゞ」
 「あ、場所ね。そこいらへんを片づけよう」


 雰囲気の良い薪ストーブを真ん中にコの字型に座れるようになっている。
 その一角を並んで席を陣取る。
 夏目さんはせっせと薪を運んでストーブに火を入れてくれた。
 
 とりあえず、ビールで乾杯!
 ぷ〜さんのザックからさわこさんのお土産だという「寒中梅」の一升瓶が出てきた。
 さぁ、宴会の始まり〜〜、はじまり〜〜!

 と、その時。
 表にポチさんの姿が!
 雪降る中を来てくれたんだ! 感動!
 改めて乾杯!!
 ここからは炎の料理人さわこ嬢の腕の見せ所だ。
 野菜たっぷり、魚、肉、つみれなど具だくさんの鍋が出来上がった。
 体の芯から温まる。

 エノキのバター炒め、チーズを入れたワンタンの皮をカラッと揚げたおつまみ風味、ザーサイと卵炒め。
 ぷ〜さんも負けじとマカロニを茹で、マヨネーズで和えてサラダを作る。
 しかし、これも最後はさわこさんの手を借りることになった。



 次から次へ出てくる美味しい料理に早くもお腹いっぱいに。
 ビール、焼酎、日本酒、ワイン、あらゆるアルコールがみるみる減っていく。

 小屋は”居酒屋”から”カラオケスナック”に変わっていった。
 ぷ〜さんのギターの伴奏、夏目さんのタンバリンのリズム。
 

 地元ではカラオケ得点常に80点をマークしていると豪語するさわこさんの絶唱。
 夏目さんも18番「ダンシングオールナイト」が飛び出し、小屋の中は熱気に包まれていく。

 花火を上げよう!
 夏目さんの提案で外に出る。
 雪はいつしか止んで眼下に秦野や小田原の市街がキラキラと美しく輝いている。
 15センチ角の爆弾みたいな花火を持ち出してきた。
 「危ないから離れて!」
 導火線に火を付ける。
 「………??」
 「湿気っているのかな?」と夏目さん。
 「お、点いたぞ!!」
 「…しゅるしゅる… ストン(^^ゞ」
 火は上がったが空中で開かない。
 一発目は見事失敗。
 名誉挽回とばかりに竹筒の花火を持ち出してきた。
 これは見事に空中で花開いた。
 大拍手!

 かくして大晦日の夜は静かに更けていったのでした…。



 明けて2005年元旦。
 見事な空が広がっている。
 雲間からオレンジ色の太陽が顔を出した。


 すぐ上の「見晴小屋」から大勢の泊まり客が降りてきて、ご来光を拝んでいる。
  太陽が昇ったあと、アコーディオンの伴奏で大合唱が始まった。
 ♪あ〜さはどこから来るのでしょう あの山超えて〜〜♪ 「青い山脈」など5,6曲唄ったあとサッと引き上げていった。
 
 元旦の朝はもちろんお雑煮。
 大根、にんじん、鶏肉と旨味の効いた汁のお雑煮は格別だった。


 ゆっくりと支度をしてポチさんは上へ、我々は往路を下へ。
 楽しかった越年オフ会は終わりを告げようとしている。
 集合写真をパチリ。


 大倉のバス停に到着すると大倉高原をバックに白い化粧をした丹沢の表尾根が広がっていた。


 このあと、「湯華楽」で汗を流し解散となった。

 ぷ〜さん、ポチさん、さわこさん、それに夏目さん。本当にお疲れ様でした。
 そして、ありがとう!!

 2005.1.3 テッちゃん記
 

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