|
■ カラオケスナック
|
2004年10月11日(月)
|
昨夜は久しぶりに歌でも唄おうと友人が経営するカラオケスナックへ行った。 この日はなぜか満員だった。 その中に偶然知り合いのAさんが居た。 時々来ていることは聞いていたがこの店で会ったのは初めてだった。 Aさんは女性を連れていた。 二人は何かのイベントの帰りで昼間からハシゴしてここに来たらしい。 Aさんは連れの女性を私に紹介した。 連れの女性は聞くともなしに私に話しかけてきた。 「私はね主人を23年前に亡くしたの」 「それ以来独りを貫いてきたのよ」 「今はひ孫が二人いる」 「亡くなった主人、テッちゃんって言うの」 「へ? 私もテッちゃんですけど…(^^ゞ」と私。 「どういう字を書くの?」 「これこれしかじか」 「あら! 同じね。ちょっとあなた名刺ある?」 名刺を見て「全く同じだわ」 「この名刺、ここにしまっていいかしら?」 と、胸元に入れようとする。 「名刺の角がおっぱいにあたって痛いわ」 「^^;^^;^^;…」←私。 話の合間にも何度も握手を求め、その手を握ったままだったり(^^ゞ 「デュエットしません?」 「居酒屋」を唄う。 これがまたあーた、声に張りがあるしリズムはしっかりしているじゃないの。 唄っている最中私の腰に手を回してくるし…。 「あなた何飲んでるの?」 「これは焼酎のお湯割りです」 「どんな味するの?」と、 グラスを奪って口を付ける。 「まずいでしょ」 「いいえ、美味しいじゃない」 「あら、口紅が付いちゃった」と指先で拭いた。 私はグラスの取っ手を右手から左手に持ち替えたのは言うまでもない。 ご主人が亡くなった年齢+独り身の年数=推理するとこの女性、御年80代半ば! 「私ね、このAさんを誘惑しているのだけれど堅物でねぇ」 隣のAさんは酔いが回って半分寝ている。
やがて、Aさんとこの女性は帰っていった。 この”悪夢”を振り払うには特急で杯を進め、特別快速で酔わなきゃならなかった。 これは使命であった。 マスターが寄ってきた。 先ほどまでのやりとりを見ていたのだろう。 「おまえもアリコジャパンの世界に入ったか」と笑って言う。 介護の特約が付いた保険に入れというのだろうか?
|
|