居酒屋「こまくさ」のマスターは店を切り回しながら作詞作曲をしCDまで出している。 店の中には作詞に使うため辞書が3冊あるそうだ。 ママさんは陶芸が趣味で店で使う皿や器は全てオリジナルだ。 家には釜が二つあるそうだ。 同級生の友人はスナックを経営しているがプロ級のミュージシャンだ。 昼間は生徒を集めてウクレレ教室を開いている。 芸が身を助けているのだ。 例として3人を紹介したのは彼、彼女らは一芸に秀でていると言うこと。 趣味をプロの領域まで引き上げるのは至難の業だがひとつのことに集中できるのことは素晴らしいことだ。 そこで私は考えた。 自分も何かひとつでも秀でたものを身につけなければと。 振り返ってみると、 小学生時代の古切手集め。→ 大事にしていた収集帳を妹に破かれ挫折。 中学校時代は漫画家になろうと決意。 → 描いたものを母に見せると「イタズラ書きしちゃダメよ」と言われ挫折。 高校時代、バンドを組んでギターを弾く。→ 期待したほど女の子にもてないのでやめる。 諦めきれず某ギタリストのバンドボーイになり、テレビ局を渡り歩く。 → 覚えたのは酒だけ。 その後ラリーに夢中になる。 → 友人達の車が次々と沢に転落。倶楽部は消滅。 小説家を目指し同人誌の仲間に。 → 濡れ場ばかり多く批判が集中、仲間はずれに。 やることなすこと全て中途半端。 40代になって山に目覚めるも現在に至るまで、高山植物の名前はおろか天気図さえ書けない。 ヘロヘロと地面を見つめただひたすら歩くだけ…。 気を取り直して、密かに私の目指すもの。 「山の手品師!」 Mr.マリックに弟子入りしなくっちゃ(^^ゞ
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