小嶋進社長の証人喚問の中継を最初から最後まで観てしまった。 あの大声でよく喋り威圧的な小嶋社長も”証人”という立場では借りてきたネコのようにおとなしくなっていた。 ほとんど証言拒否で逃げ切ったのは彼の作戦だろうか。 これで小嶋社長は3時間半をなんとか切り抜けた。
それにしても政治家というのはやっぱり”政治屋だ”。 耐震偽装がどういう過程で行われたのかその真相を解明するための証人喚問ではなかったのか。 その証人喚問の場が政治家同士の駆け引きに使われた感が否めない。 政治献金があったかとか、パーティー券がどうだとか、付き合いの程度など与党代議士の疑惑ばかりを追及し、耐震偽装には直接の関係はない枝葉の質問に終始した。 政治屋の足の引っ張り合いを露呈した感じがする。 小嶋社長のあの元気な姿を見られなかったのがちょっと寂しかったなぁ。
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