
レイチャールズが去年亡くなった。
大好きだったアーティストだった。
彼の一生を描いた映画「レイ」を鑑賞した。
洗濯女で生計を立てレイと弟を懸命に育てる母親。
6歳の時、弟を亡くし、その半年後彼は失明する。
「貧乏は学問がないからだ」と母親は盲目の彼を都会に放り出す。
場末の酒場でピアノを弾き歌を唄う。
独特のリズム、冴え渡る音楽的感覚。
レコード会社が目を付けレコード化し売り出すようになった。
彼は一躍有名になり世界的なアーティストとして地位を確かなものにする。
その裏で彼の身体はコカインにむしばまれていた。
ヒット曲を織り交ぜながらレイの一生が展開される。
お涙頂戴的なシーンはひとつもないのになぜが涙が溢れてくる。
本棚から昔買った彼のCDを引っ張り出し、車に積んだ。
好きな代表曲「アンチェイン・マイ・ハート」をいつでも聞けるように…。