
西丹沢「檜洞丸」の青が岳山荘。
小屋を管理しているとんぼちゃんの奥さん、由美子さんが亡くなって早1年になる。
50歳の若さで逝った。
青が岳山荘に寄ると必ず厨房の奥から笑顔をのぞかせていた。
ここを訪れる登山者は一度ならずともお世話なった方も多いことだろう。
その由美子さんの追悼登山があった。
参加者約30名。
小屋のオーナー高城さんも登った。
奇しくもヤマケイ10月号に高城さんの奥さんが書いた「檜洞丸の華」が載った。
土曜日の晩は由美子さんを偲ぶ式が始まった。
関係者代表の挨拶から始まってちびちゃんがヤマケイの記事を声を詰まらせながら朗読。
献杯のあと懇談が始まる。
由美子さんの想い出が詰まったアルバムもできあがった。
小屋の灯りは夜遅くまで消えることがなかった。
明くる朝。
山頂付近にある「ケルン」に集まった。
由美子さんの遺品をとんぼちゃんが収め、焼香し、ひとりひとりがケルンをのせてそれぞれの想い出を積み上げる。
厳粛な中にも盛大な、想い出深い二日間となった。
とんぼちゃんも悲しみを乗り越え、これからも明るく山荘と登山者達を守ってくれることだろう。