
八甲田の主峰大岳の西麓に位置する「酸ヶ湯温泉」
標高900mの高地にある。
ここの千人風呂が有名だ。
総ヒバ造りの大浴場は80坪あり4つの浴槽からなっている。
脱衣所は男女別だが中は混浴。
ここからこっちは男。あっちは女と一応の線引きがされている。
このルールに従って男女が白濁した湯に浸かっている。
これだけ完璧な混浴風呂にはじめてお目にかかった。
湯煙が凄くお互いの姿はぼんやりとしか見えない。
そのせいか入浴中の男女はなんの恥じらいもなく自然な姿で振る舞っていた。
「酸ヶ湯」の名のごとく酸の強い湯である。
時計、指輪など金属製のものは付けて入らない方がよい。
それにしても身体が良く温まる湯だった。
雪深い八甲田の麓にあっても入浴客がひっきりなしに入ってくる。
八甲田山を登ったあとこの湯に入ったらさぞかし気持ちがいいだろうな、とつくづく思った。